第十二回 狂言 やっとな会

第四回 狂言 やっとな会

二人袴

あらすじ

 今日は聟入り(結婚後、妻の実家に初めて挨拶に行く事)の日。舅の家では準備を整え、聟が来るのを心待ちにしている。一方の聟は、一人で行くのは心細いからと父親に舅の家の門前まで付き添われてやってくる。聟に礼装の長袴をはかせてやり、父は表で待っていたのだが、太郎冠者に見つけられてしまい、父親も舅に挨拶することになってしまう。しかし、長袴は一つだけ。さて、この親子はどうやってこの場を切り抜けるのか…。閉じる

弓矢太郎

あらすじ

 臆病者の太郎だが、いつも弓矢を携えて強がっているので、仲間たちは恐い話をして太郎を脅かすことにする。そうとは知らず、いつものように勇ましい姿で現れた太郎は、狐の執心の話や天神の森に出た鬼の話を聞かされ目を回してしまう。息を吹き返すとなおも強がりをいう太郎に、仲間はある賭けを持ちかけるのだが…。閉じる

ワークショップ

第六回 狂言 やっとな会

二人大名

あらすじ

 野遊びに出た二人の大名が、太刀を持たせるお供の者を探そうと街道で待っていると、使いに行く男が通りかかったので無理矢理太刀を持たせる。はじめはしぶしぶ従っていた男だが、不意に太刀を抜いて大名たちを脅し、小刀や素袍を取り上げてしまう。男の言うなりになった二人の大名は…。閉じる

止動方角

あらすじ

 太郎冠者は茶くらべで見栄を張りたい主人に命じられ、伯父の所へ茶と太刀と馬を借りに行く。とこ ろが借りる馬には癖があり、後ろで咳をすると暴れだすという。無いよりはマシと連れて帰るが、太郎冠者を待ちかねた主人は、労をねぎらうどころかいきなり遅いと叱りつける。腹を立てた太郎冠者は、さっそく主人を乗せた馬の後ろで咳をして…。閉じる

ワークショップ

第八回 狂言 やっとな会

末広かり

あらすじ

 果報者が来客に末広がり(扇)を贈ろうと、太郎冠者を都へ買いに行かせる。ところが末広がりが何のことか知らない太郎冠者。声を掛けてきた男の巧みな言葉に、古傘を末広がりと信じ込んでしまう。大喜びの太郎冠者は早速屋敷に帰ると、古傘を果報者に見せるのだが…。閉じる

木六駄

あらすじ

 主人は山ひとつ向うの、都に住む伯父へのお歳暮として、炭を六駄と木を六駄、それに上等の樽酒を届けるよう太郎冠者に命ずる。雪の降る山中、荷を積んだ十二頭の牛を追い、ようやく峠の茶屋にたどり着いた太郎冠者は酒を所望するが、あいにく茶屋が酒を切らしていたので、届けるはずの樽酒に手をつけ、茶屋と酌み交わすうちに全部飲み干してしまう。更に酔った勢いで木六駄まで茶屋にやってしまい、太郎冠者は残りの炭六駄をのせた牛を引いて伯父のもとへ行くのだが…。閉じる

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